鍵開けに必要な資格は

鍵開けの仕事をする為に必要な資格はあるか


家の玄関や自動車のドアがあけられなくなった時や、金庫のロックの解除方法がわからなくなった時、鍵自体をなくしたり壊してしまった時など、鍵開けの仕事に従事している人が活躍する機会は多いですが、このような仕事をしている人は一体どのようにして技術を学んで、仕事をするようになっていくのでしょうか。

実は、鍵開けの仕事をするために資格を取得する必要はなく、知識と技術さえ十分に備わっていれば誰でもこの仕事を行えるようになります。また、開業する際も許可や認可、登録などの手続きを行う必要がなく、通常の開業手続きと同じように開業地を管轄する税務署や労働基準監督署、公共職業安定所、年金事務所などに必要な手続きをしっかり行っておけば、参入することができます。
では、鍵開けの仕事において必要な技術はどのように習得すれば良いのでしょうか。かつては、鍵屋を営むためには、伝統工芸品の制作を行う職人などと同じように、店のもとで働きながら知識を蓄え、技術を磨くしか方法はありませんでした。しかし、現在では、鍵を関する職業につくための知識や技術を学べる養成講座がいくつか設けられており、店で働かなくてもこの養成講座を受講して知識や技術を学び、受け終えた後に開業することができます。なお、養成講座の受講費用は170,000~200,000円程度が相場となっており、本業の仕事をしながら技術を学びたい人と考えている人にとっては、金銭面の負担は大きくないといえます。

仕事をするためのルートは前述のように整備されていますが、多くの人から仕事の依頼を受けるためには、知識や技術を確かに持っているということを第三者に対して証明できなければなりません。日本には、民間の団体によって鍵開けの知識や技術を認定するための資格がいくつか創設されており、養成講座を受講し終えた人はこの試験を受けて合格しておくと良いです。民間の団体が認定している資格には、鍵師技能検定試験に合格した者が認定される二級・一級・マスターの各鍵師や、この検定試験を実施している団体とは別の団体が養成講座の受講を終えた者に対して認定する錠前技師と呼ばれるものがあります。

鍵開けの仕事をするための知識や技術を学ぶルートは昔と比べると整備されており、資格についても民間のものではあるものの創設されて整備されています。また、開業についても許認可が必要な業種と比較すると簡単に行うことができます。”